航空機用救命ボート FRR-15型(15人乗り)
FRR-15-A / FRR-15-B
航空機用救命ボートFRR-15型は、アメリカ連邦航空局(FAA)の技術基準TSO-C70a(typeⅡ)及び国土交通省航空局耐空性審査要領に準拠して設計したもので、乗員用 (nontransport category) として開発した膨脹式の救命ボートです。
特徴
- 質量が非常に軽く出来ています。
- 取扱が容易です。
- 両面使用可能なリバーシブルタイプでどちら側でも乗込めます。
- 本体気室は独立した 2気室ですから、万一どちらか一方の気室が破損しても安心です。
- 付属品の種類により A型(標準)と B型(オプション)の 2タイプがあります。
- 天幕は、組立式であり、 1人の組立が可能です。
仕様
項目 | 仕様 | |
---|---|---|
定員 | 15人 | |
使用温度範囲 | -54~+ 71℃ | |
投下高さ | 1.5m以下 | |
収納寸法 L×w×h |
0.85× 0.40 × 0.40m | |
展張時寸法 | 気室外径 | 3.16m |
天幕までの高さ | 1.62m | |
甲板面積 | 5.38㎡ | |
気室浮力 | 1129kg | |
全重量 | FRR-15-A | 約43kg |
FRR-15-B | 約48kg |
操作方法
- ナス環(自動索先端)を機体の一部に取付けて収納袋ごと水上に投下します。
- ハンドルを握って強く引きますとボートは自動的に膨脹し、使用可能状態となります。
- 航空機が沈む前に、自動索先端のナス環を外すか付属のフローチングナイフで自動索を切断するかしてボートを航空機から離します。