トップメッセージ

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サステナビリティ

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藤倉コンポジット創業以来の
大きな転換期。
築いてきた技術と
組織風土を生かし、
持続的な成長を
実現していきます。

代表取締役社長執行役員
森田 健司

 当社は、創業から120年余り、ゴムをはじめとした複合化技術で社会に貢献してきました。経営理念に掲げる「技術・創造・いきいきコミュニケーションを大切にし、人々の安心を支え社会の豊かさに貢献する」とは、単なるスローガンではなく、当社のあらゆる意思決定の根幹にある価値観です。またグループビジョンである「私たちは卓越した複合化技術で豊かな暮らしを支えるグローバルカンパニーを目指す」には、技術力で国内外の社会課題解決に寄与しながら、当社が持続的に成長していく方向性を示したもので、現在ビジョン達成に向けた変革を推進しています。
 当社の技術力の根幹である「複合化」とは、“異なる素材を組み合わせ新しい価値を作り出す”という意味を持っています。当社には「5つのささえる」を実現する多様な技術領域を持った技術者が在籍しており、異なる専門の技術領者同士が自由な発想で新たなコンポジット(複合化)技術が生まれ、そこから市場が広がっていく、そのようなイメージを当社のビジョンと重ねています。
 布とゴムを貼り合わせた複合材料であるゴム引布の製造によって始まった当社は、産業や消費者の求める様々な用途・ニーズに合わせた素材を組み合わせ、付加価値の高い製品を生み出してきました。今後も、くらし、ものづくり、エネルギー、いのち、レジャーといった幅広い社会を支え、技術力で持続可能な未来に貢献する企業を目指していきます。

 2026年3月期よりスタートした第7次中期経営計画では、第6次中期経営計画「TRANSFORM」を受け、さらなる成長加速を掲げています。「AccelerateX~変化し続け『変化』を加速する3か年~」と位置付け、「稼ぐ力の強化」「新成長戦略」「株主還元方針」「投資家とのコミュニケーションの向上」を4つの基本戦略方針に掲げ、積極的に成長投資を加速していきます。

 当社は、掲げた経営理念とビジョンをたゆみなく形にしていくことで、ステークホルダーの皆様とともに発展してきた会社です。いかに時代が移り変わり社会が変化しても、私たちの心にあるものが変わることはありません。これまで以上に事業成長を加速させ、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、企業価値の向上を目指してまい進していきます。引き続き、ステークホルダーの皆様にご支援をいただきたいと思っています。

代表取締役社長執行役員